2018年09月30日
チカザップ 15期生
2018年09月29日
サインレッスン19期生スタート
2018年09月28日
食事時間と食べる順番
おはようございます!
より健康に良い食事時間・食事にかける時間・食べる順番は?
■食事の時間……1日3回同じ時間に。「おやつの時間」も決めることが大切
食事は1日3回、毎日、同じ時間に食べるようにします。仕事の都合で昼食と夕食の時間が長い場合には、おやつを食べてもよいですが、おやつを食べる場合はその時間も決めて、決めた時間以外は食べないようにすることが大切です。
寝る前に食べてしまったり、夜食を取ったりすると、エネルギーが活動に利用されず脂肪として蓄積されてしまいます。食事はできるだけ早い時間に終わらせて、空腹で耐えられないと感じる前に就寝するようにしたいものです。
そのため「18時までに食事を」と言われることもありますが、現実では多くの人が18時前後までは仕事をしていることが多いため、18時に食事を食べることは難しいでしょう。18時の食事は不可能だからと食生活の改善をあきらめるのではなく、まずはどんなに遅くなっても就寝の2時間前までには食事を食べ終われるように配慮してみましょう。
■食事にかける時間……食事時間の長さではなく「噛む」時間を長く
食事は「ゆっくり食べる」とよいと言われています。「ゆっくり」の意味は、「食卓に座っている時間を長くしましょう」ではありません。「一口ずつ、しっかり噛んで食べましょう」です。
一口ずつ、しっかり噛んでいると時間がかかります。噛むこと以外に食事に時間がかかる理由として、「外食でコース料理などが多く、食べ終わってから次の料理が運ばれてくるまでに間がある」「話が弾み、食べ物を口に運んでいない」といったことも考えられます。それらの時間は心の栄養としてはとても有意義な時間だと思いますが、体の栄養には「噛む回数を増やすための時間をたっぷりとる」ことが重要です。
■食べる順番……最初の一口目はおかずから
テレビでも「野菜から食べ始めること」と盛んに報道されているので、野菜を最初に食べればいいんだな、と思っている人も少なくないと思います。野菜を最初に食べることは、間違いではありませんが、実は野菜からじゃなくても大丈夫。血糖値を上げるのは糖質だけなので、たんぱく質や脂質が多い食品を食べても血糖値はさほど大きく上昇しないのです。
つまり、炭水化物や糖質含量の少ないものから食べればよいというわけなのです。だから、野菜のおかずだけでなく、煮魚、焼き魚、焼肉など、肉や魚のおかずから食べ始めてもOK。そのため現在の「食べ順ダイエット」は「ベジファースト」から炭水化物や糖質の多い食品を最後に食べる「カーボラスト」の考え方にシフトしてきています。
ただ、カーボラストを完璧に実行しようとするとおかずを先に食べ、最後に味の薄い米飯やパンを食べることになりますので、味覚面からは実行し辛い方法だと思います。そこで、最初の一口目を「おかずから食べる」というのが、実行しやすい方法になるのではないかと思います。
明日は、
できるところから自然の「時間」のリズムを取り入れることが大切
2018年09月27日
時間栄養学と今後の予定
そして、私たちは頭では1日が24時間であると理解していますが、体は25時間くらいを1日と感じています。多くの人にとって、夜更かしは楽にできても、早起きはつらいと感じるのはこのためです。
これを24時間にリセットし寝起きをスッキリさせるためには朝の光を浴びることが大切だと言われています。体の外からの刺激はすでにご存じの通り「光」が効果的ですが、体内からの刺激は「食事」がもっとも有効です。この考え方から生まれたのが「時間栄養学」です。
これまでの栄養学では「何をどれだけ食べるか」が大切と考えられてきましたが、「時間」を考慮することでさらに食事の健康効果がアップすることが分かってきています。「時間栄養学」では「食事の時間」「食事にかける時間」「食べる順番」が重要です。この3つのポイントについて、詳しく解説します。